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マゲテック株式会社 MAGETEC Co.,Ltd
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マゲテックブログ

男の背中 パート2
2010年09月17日  カテゴリー: 出来事
レンチを手に愛おしそうにマシンの調整をする
笑顔の白髪のおじさんが曰く。

「ナットの締め加減でも曲げ寸法は変るもんさ」
「こういう所にも気を遣わないとダメだ!」

長年のキャリアから我々に適切なアドバイスをしてくれる。
本当に定年を迎えられるのが残念でなりま・・・・
おや!・・・よく見れば、ウチの社長ではありませんか(笑)

この画像は、新しくご依頼頂いた製品の特殊段付けの製法について
社長自らが現場に来て、リーダーと一緒にテストをしているところです。
リーダが写っていない?恥かしがり屋なので逃げてしまいました(笑)
「どうして社長がレンチを手にしているのか?やらせればいいのに・・・」
そんなふうに思った方は多いと思いますが、それは社長の拘りなんです。
机の上で考えたものが現場でどんなふうになるのか?自分の手で
試さないと気が済まない性分なんです。(ガンコっていうのかな?)
時には、たった1枚の鉄板を曲げるのに1時間も2時間も付き合わされる事もある。
なぜ?そこまで拘るのか?私たち社員はそう思ってしまうのですが、
社長に言わせれば「そこまで拘らないといい製品なんて出来っこない!」
マシンを最良の状態にセッティングして、材料の寸法(特に板厚)も測ったり、
もう一度、図面と照らし合わせてケガキが正しいか?確認してから
マシンのペダルを踏むべきだ!」と熱く私たちに語りかけてくる。
それがテストの時になれば、なおさらです。「大板から数枚のテストピースを
取り出す時でも場所によっては若干、板の性格が変ってくる。
青いのもあれば、黒いのもあるし、板が薄い所、厚い所と取り出す条件で
変ってくる。君たちはそれを誤差として片付けてしまうが、それじゃー、
その誤差でどれだけ曲げに影響するかを確認した人がいるかな?」

・・・・確認した事はない。

今まで「曲げならマゲテックだね」とお客様からお褒めの言葉を頂いたのは
この執念にも近い社長の「曲げ」に対しての情熱があったからだと思います。

この背中から私たちは「曲げ技」のDNAを授かろうと思います。



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