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挑む人 |
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このイラストを見て下さい。 トタン屋根のような難易度の高い曲げです。 大きさはタテヨコ300mmX300mmぐらいです。 8箇所曲げて全長の誤差は1mm以内に納めるというもの。
何で写真じゃないのか? ・・・すみません誤って消去しちゃいました(大汗)
この曲げをやったのは親方(マシンのオペレーター)を任されて まだ6ヶ月目の花の独身、K氏です(笑) もちろん、ちゃっちゃと出来たわけではありません。 じっくり計算をしたり紙に手順を書いたり、あるいは スクラップ箱の中から切れ端を持ってきて シュミレーションをしたり、それでも解らなければ、先輩社員の アドバイスを受けたりと頑張って曲げました。
残念ながら曲げ順番を間違えて1枚不良品になりました。 幸い1枚はトライ品でしたので事なきを得ました。 「じゃー、ダメじゃん!」・・・そうかもしれません。 私達は曲げのプロですから失敗は許されません。 よく、「プロは失敗は許されない」という言葉を口にする人がいます。 それなら、プロとアマチュアの違いとは何でしょう? アマチュアでもプロ顔負けの技術を持った人がいます。 これは私の勝手な解釈ですが、プロとは「失敗の後始末が出来る人」 おそらく、これがプロとアマチュアの違いではないでしょうか?
K氏は同じ失敗を二度と繰り返さない為に作業手順や注意点を パソコンなどで整理して、それをプリントしてファイルにしています。 弊社でもこのような取り組みをしている人は、まだ少数です。 こうしておけば、次回、また同じ注文を受けても「あれ?どうだったかな?」 などと考えたり、失敗したりする事はありませんね。 これが新しい事に挑むK氏の「失敗の後始末」だと思います。
ちなみに画像を消去した私の失敗の後始末はイラストを書きました(笑)
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